日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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預貸率

2016年4月1日(金) 掲載

 金融機関の預金残高に占める貸出金残高の比率。1兆円の預金に対して7000億円の貸出金があれば預貸率は70%となる。集めた預金をどれだけ貸し出しに回しているかをみる指標で、銀行の資金運用能力を示す代表的な数値といえる。預貸率が100%を下回っている場合、資金に余裕があることを示し、収益を上げるための資金運用が求められる。
 東京商工リサーチの集計によると、国内銀行114行の2015年4~9月期の単独決算ベースの預貸率は平均で約68%だった。業態別にみると地方銀行64行が約71%、第二地方銀行41行が約73%、大手銀行9行が約65%となっている。大手銀以外は前年同期と比べて若干上昇している。ただ預金と貸出金の差である預貸ギャップは拡大しており、15年9月期は約236兆円に達している。
 いずれの業態でも預貸率は70%前後にとどまる。余っている預金をそのままにしておけば利息だけを支払うことになるので、銀行は国債や株式など有価証券でも資金を運用するのが一般的だ。預金残高に対する有価証券残高の比率を預証率と呼ぶ。年によって変動はあるが、平均すると30%前後で推移している。