日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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東西冷戦

2016年4月1日(金) 掲載

 第2次世界大戦後、米国を中心とした西側陣営と、ソ連(現ロシア)が軸の東側陣営が世界を大きく二分して対立した。米ソが直接に武力で衝突する「熱い戦争」でなく、両陣営のどちらにも属さないアジア、アフリカ諸国などを舞台にした局地戦や情報戦が主体だったため「冷たい戦争」と呼ばれた。冷戦の象徴だった「ベルリンの壁」が1989年11月に崩壊。同年12月に当時の米ソ首脳がマルタで会談し、冷戦終結を宣言した。
 米ソはともに核保有国で、大きな戦力を抱えてにらみ合った。経済面で西側陣営は資本・市場主義、東側は社会・共産主義を採用する国が多かった。米ソは様々な援助を通じ、アジア、アフリカ諸国などを陣営に取り込もうとした。ベトナム戦争のような「代理戦争」も起こった。冷戦終結の一因は東側の経済の行き詰まりで、資本主義の勝利ともいわれた。
 戦後のキューバは親米の独裁政権で、西側陣営だった。だが、59年に革命でバティスタ政権が倒れ、61年にはフィデル・カストロ首相が社会主義路線を表明。東側陣営にくら替えした。62年には米ソの直接対決の現実味が増した「キューバ危機」が起きた。米ソは衝突回避後、緊張緩和(デタント)を模索。冷戦終結につながった。