日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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薬価

2016年5月1日(日) 掲載

 病院や薬局が薬剤費として受け取る薬の公定価格。製薬会社が厚生労働省に医薬品の保険適用を申請すると、専門家が品目ごとに算定し、中央社会保険医療協議会が承認する。類似品や新規性の有無、外国の価格との比較など医薬品に応じた算定ルールがある。
 病院など医療機関は卸業者と交渉し、医薬品を薬価よりも安い値段で仕入れているケースが多い。このため実際の仕入れ値と薬価の差額が医療機関のもうけになる。そこでほぼ2年に1度の診療報酬改定の前年に実勢価格を調査し、それに基づいて薬価の水準を見直している。かつては薬価と実勢価格の乖離(かいり)率が20%を超え、医療機関の大きな収入になったが、近年は8%程度におさまっている。
 薬価の見直しは、増え続ける国の医療費の伸びを抑えるねらいもある。2012年時点の薬剤費は8.5兆円で、国民医療費全体の約22%。高齢化を受けこの10年で3割以上増えた。医療費抑制策として、厚労省は今年度から日本での販売額が1000億円を超えるような医薬品の薬価を、大幅に下げるルールも導入している。