日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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日本の航空機産業

2016年5月1日(日) 掲載

 日本航空宇宙工業会によると国内の主要約20社の航空機産業が手掛ける機体や部品の製造や修理の金額は2015年度見通しで1兆7675億円。3年で5割増えている。米ボーイングの中型機「B787」に日本製部品が35%使用されているほか、三菱重工業や川崎重工業は大型機「B777x」の機体の一部も手掛け、航空機業界に欠かせない存在となった。
 日本勢は軽くて丈夫な部材が得意で、翼や胴体だけでなくエンジン部品の多くを生産。東日本大震災でIHIの相馬工場(福島県相馬市)の生産が一時的に停止した際にはエンジン部品の交換品が不足し、世界で多くの飛行機が飛べなくなる懸念も高まった。
 日本は戦前、世界水準に達する多くの航空機を開発したが、終戦後にGHQ(連合国軍総司令部)から生産・開発を禁じられ、ジェット機の潮流に出遅れた。三菱航空機「MRJ」の昨年11月の初飛行は国産旅客機としては1962年の「YS11」以来、ほぼ半世紀ぶり。部品メーカー育成に好影響を及ぼすだけでなく、航空技術の幅広い進展につながると期待されている。