日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

  • 0
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

製造業のサービス化

2016年6月1日(水) 掲載

 製造業が製品の販売にとどまらず、販売した製品の付加価値を高める多様なサービスも提供すること。先鞭(せんべん)をつけたのは米IBMだ。1990年代にコンピューターなど機器の製造販売からコンピューターを活用する各種のシステム販売に軸足を移し、業績を立て直した。
 あらゆる機器がネットワークにつながり、多様な情報が瞬時に集まるIoT(モノのインターネット化)技術の台頭が製造業のサービス化を加速させている。サービスは従来、提供する側と提供される側が直接対面する必要があった。ネットワーク経由で情報をやり取りすることによって、生産設備の監視や管理といったサービスが時間や場所を問わずに提供できるようになった。
 製造業には現在、どのようなサービスを将来提供するのかまでを視野に入れた商品設計が求められている。販売済みの製品に新しいサービスやソフトを提供し、使い続けてもらうことで手数料が得られれば、収益の安定につながる。顧客の役に立つサービスの提案によって、多くの顧客を囲い込めれば、長期的には製品の買い替え需要の獲得にもなる。