日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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質の高いインフラ輸出

2016年6月1日(水) 掲載

 耐久性や安全性、環境への配慮を重視した発電所、橋梁、鉄道などの輸出のこと。安倍晋三首相は2015年5月、経済成長の柱の一つとして、アジアのインフラ整備に5年間で約13兆円を投資するという「質の高いインフラパートナーシップ」を提唱した。品質が高い分初期投資はかさむが、長持ちするため長い目で見れば輸入国にとって安上がりで済む。設計段階から丁寧に作業し、安全性や耐久性の高いインフラをつくれるのは日本の強み。
 国際協力機構(JICA)や国際協力銀行(JBIC)を活用し、巨額のインフラ需要に日本らしい「質の高さ」を理念とする資金供給で応えるのが安倍政権の描くシナリオ。中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への対抗軸をはっきりさせる狙いもあった。
 日本が手がけた質の高いインフラ輸出の一例が1日約250万人の市民が使うインドの地下鉄整備だ。首都圏の渋滞や大気汚染を和らげたほか、ブレーキに採用されている日本の高い技術が使用電力や二酸化炭素(CO2)削減にも貢献しているという。