日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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海洋安全保障

2016年6月1日(水) 掲載

 海洋を対象にした主権や経済的利益を守るための安全保障。日本にとって海上交通路(シーレーン)の確保は国民生活に大きな影響を与える。中国が海洋進出を活発化し、東・南シナ海をめぐって周辺国との対立が深刻化している。日米を中心に国際海洋法条約など法の支配や航行の自由を守る重要性を国際会議で訴え、一方的な現状変更をけん制している。
 中国は南シナ海では南沙(英語名スプラトリー)諸島で大規模な埋め立てを実施し、滑走路の建設やレーダーの設置など軍事拠点化を進めている。西沙(英語名パラセル)諸島には地対艦ミサイルを配備した。米国は艦船や航空機を派遣する「航行の自由」作戦により、人工島周辺を領海とする中国の主張を認めない姿勢を示している。
 日本に近い東シナ海では、沖縄県・尖閣諸島周辺への中国公船による領海侵犯などが問題になっている。日中両国では「日中中間線」付近による一方的なガス田開発も懸案だ。ガス田開発に伴う構造物の造成は「手法は南シナ海の埋め立てに通じる」(防衛省防衛研究所)と分析している。