日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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リニア中央新幹線

2016年6月1日(水) 掲載

 東海旅客鉄道(JR東海)が2014年に着工した東京―大阪を結ぶ新幹線。電気を受け取りながら走る従来の新幹線と異なり、超電導磁石という強力な磁石を使う。磁石がくっつき合ったり反発し合ったりする特性を利用し、宙に浮きながら前に進む。計画は東京・品川から神奈川県や山梨県、岐阜県を通って名古屋を経由し、大阪に至るルートで、車両の建造を含めた総費用は約9兆円になる。東京―名古屋間は27年の開業を目指している。
 最大の特徴はスピード。磁石の力で浮くため摩擦による抵抗がなく最高時速は約500キロメートルと東海道新幹線の2倍近くに達する。15年4月には人を乗せた走行試験で鉄道の世界最速となる時速603キロメートルを記録した。東京―名古屋間を40分、東京―大阪間を67分で結ぶ。東京と大阪の間での人の行き来を活発にすることや、巨大地震や津波で東海道新幹線が被害を受けたときの代替輸送機関になることが期待されている。
 課題は多額の費用と工事の難しさだ。10年をかけて造る「南アルプストンネル」は全長が25キロメートルと長大で、地中深くを掘る必要もある。土の圧力や地下水脈への対応などを踏まえながら工事を進めなければならない。