日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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ROE

2016年7月1日(金) 掲載

 Return on Equity(リターン・オン・エクイティ)の略で、純利益を株主の持ち分である自己資本で割って求める。企業が株主から預かった資金を使ってどれだけ利益を生み出せたかを示し、海外勢を中心に重視する投資家が多い。
 2014年に発表された「伊藤レポート」をきっかけに企業の関心も高まった。経済産業省のプロジェクトとして一橋大学大学院の伊藤邦雄教授(当時)らがまとめたもので「8%を上回るROEを達成することに各企業はコミットすべきである」と指摘した。株式を保有する投資家は一定のリスクを負っており、それに見合ったリターンを企業は上げるべきだとの考え方が背景にある。
 全体のROEは足踏みしているものの、15年度はROEが8%を超える東証1部企業の比率が48%と前年度に比べて小幅に上昇した。バブル期の1988年(49%)以来の高い水準となる。例えば、ハウス食品グループ本社はカレールーの値上げなどが貢献し、売上高純利益率が3%から9.4%に改善。その結果、ROEが6.8ポイント上がり10%を超えた。