日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

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SLBM

2016年9月1日(木) 掲載

 潜水艦から発射する弾道ミサイルのこと。Submarine Launched Ballistic Missilesの略。地上から発射されるミサイルに比べて命中精度が悪いとされるが、潜水艦は海中を自由に移動できるため発射点特定や発射の探知がされにくい。冷戦期に米国とソ連(現ロシア)が開発競争し、冷戦末期の軍縮交渉で焦点の一つとなった。
 核弾頭を積んで世界中どこからでも発射できるため、戦略的な重要性は高い。一方、不安定な海中で精度を高めたり海中で撃ったミサイルを海上に出た後に点火させたりする必要があり、開発や運用には高度な技術が要求される。現在、配備しているのは米ロのほか英仏中印など一部の大国に限られる。
 北朝鮮は旧ソ連製の弾道ミサイル技術を導入し、SLBMの開発を進めているとされてきた。2015年5月に試験発射に成功。中距離弾道ミサイル「ムスダン」の技術を応用しているとされ、射程を延ばしている。核の小型化と搭載に成功すれば、13年に開発に成功したインド以来の新たなSLBM保有国となる。