日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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パッシブ運用

2016年9月1日(木) 掲載

 株価指数に連動した運用成績をめざす投資手法。根底には「市場は効率的で、株価は企業の実力に応じた水準になっている」との考えがあり、市場全体に資金を振り向ける。企業調査などのコストが不要なため運用手数料が低いという強みがある。対極にあるのがアクティブ運用で、有望と思われる企業に絞って投資する。
 機械的に市場全体に投資するパッシブ運用は資金規模が膨らみすぎると、優良企業の株価は高く、不振企業の株価は安くなる、市場の「価格発見機能」を弱める恐れがある。日銀が購入する上場投資信託(ETF)もパッシブ運用だ。年6兆円と大規模な買い入れを続けると、市場にひずみが生じかねないと指摘されている。
 幅広い銘柄を保有するパッシブ運用では、議決権をどう行使するかも重要になる。ETFが保有する株式の議決権は各運用会社の社内ルールに沿って行使され、日銀は直接には関与しない。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は採用する運用会社に議決権行使をまかせ、その状況をヒアリングするなどしている。