日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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通訳案内士

2016年10月1日(土) 掲載

 日本を訪れる外国人観光客に観光地や文化を案内するガイドのこと。2016年4月時点の登録者は約2万人。語学力だけでなく、日本の歴史や地理、文化といった観光にまつわる幅広い知識が求められる。直近の政治や経済の事情についても精通しているのが望ましい。試験はフルアテンドが前提。試験は英語のほか、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、韓国語などで受けられ、15年度は2015人が合格した。難易度は高い。
 1949年に施行した通訳案内士法では、報酬を得て通訳ガイドをするには、通訳案内士の資格が必要としており、業務独占の規定を設けている。現行では無資格者の通訳ガイドはできない。戦後まもなくにできた仕組みで、日本に良い印象を持って帰国してもらう狙いのほかに、悪質業者を防ぐ目的もあった。
 最近では単に観光地を巡るだけでなく、日本の伝統を味わう着付けや陶芸といった体験型旅行も人気になっている。地方を訪れる外国人も増えているのに、通訳案内士の4分の3は東京など大都市に偏在している。外国人の観光需要に対応しきれていない。