日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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自動車業界の再編

2016年11月1日(火) 掲載

 規模を求めて国境を越えた合従連衡を繰り返してきた自動車産業が、新たな再編の時代を迎えている。引き金を引いたのは、年々厳しくなる環境規制や自動運転などの新技術だ。規模の大きな自動車メーカーであっても単独で全方位の研究開発テーマに取り組むのは難しく、先端技術の投資を分担するための提携が広がっている。
 例えば2013年にトヨタ自動車が独BMWと燃料電池車の共同開発で正式合意したほか、15年にはマツダとも包括提携した。多くの場合、人材や技術などの経営資源を持ち寄ってクルマ作りの効率を高めるのが目的だ。合併や経営統合ではなく、資本の結びつきが比較的緩やかな提携を選ぶケースが増えている。
 トヨタとスズキの提携が実現すれば、国内自動車業界は日産自動車・三菱自動車連合とホンダを加えた3陣営に集約される。提携戦略に距離を置いてきたホンダも米ゼネラル・モーターズ(GM)と燃料電池車の基幹システムの共同開発に乗り出した。米グーグルやアップルなど異業種も自動運転車に注力しており業界の垣根を越えた再編も今後加速するもようだ。