日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

  • 0
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

核兵器禁止条約

2016年11月1日(火) 掲載

 核兵器使用を法的に禁止する条約で、核兵器を保有しないメキシコやオーストリアが主導して交渉入りを求め、途上国が支持している。米国やロシアなどの核兵器保有国に加え、米国の「核の傘」の下の日本などが反対している。今回、交渉入りに賛成したのは123カ国、反対は38カ国、中国など16カ国が棄権した。核実験を繰り返す北朝鮮は賛成に回った。
 2015年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、交渉開始の道筋をつけるよう要求があったが、最終文書には盛り込まれなかった。NPT会議自体も、中東の非核地帯化を巡る米英と中東諸国の協議が難航するなどで決裂した。こうした核不拡散機運の後退に対し、非核保有国が危機感を募らせ今回の採択につながった。
 17年3月と6月に交渉を行う予定。今回採択された決議案には各国に交渉への参加を求める拘束力はない。核保有国の米ロは安全保障上のバランスを求めて拒否しており、交渉にも参加しないとみられる。核保有大国の不参加により条約の実効性には疑問が残る。