日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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米大統領首席補佐官

2016年12月1日(木) 掲載

 米大統領のもとで行政府の政策立案を主導するホワイトハウス事務局の要職。名誉職に近い副大統領よりも大きな権限を持つとされており、実質的な「ナンバー2」と呼ばれる。大統領の側近の中でも特に信頼関係が深い友人や大物が務めることが多い。大統領の面会スケジュールを管理したり、法案を巡って議会や各省庁と調整したりする。ホワイトハウス職員を統括・監督する役目も担う。
 事務局には他に次席補佐官、国家安全保障問題の担当補佐官などがいる。大統領上級顧問や大統領報道官などと共に大統領の助言役を担う。議院内閣制を採用する日本の首相と比べて米大統領は強い権限を持つため、ホワイトハウス事務局は政権運営で大きなカギを握る組織だ。各役職の名称や人数は各大統領の意向で変わる。
 安保担当の大統領補佐官も外交政策を大きく左右する。オバマ政権では南シナ海に軍艦を航行させる作戦で中国に強く出るよう大統領に求めていた国防総省に対し、慎重な姿勢を示すスーザン・ライス補佐官の意向が反映されて作戦が抑制的だったといわれる。ニクソン政権で大統領の電撃訪中、米中和解を主導したヘンリー・キッシンジャー氏なども有名だ。