日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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ROE

2017年1月1日(日) 掲載

 自己資本利益率(Return On Equity)の略語で、企業が株主から預かった資金をどのくらい効率的に使っているかを示す指標。最終的なもうけである純利益を、自己資本で割って算出する。数値が高いほど効率よく稼いでいることを示し、海外投資家が企業の収益力を評価する基準として重視している。ROEが高まると株価も上昇しやすくなる傾向がある。
 東証1部上場企業の2015年度のROEは平均7.8%で、前年度より低下した。米主要企業の平均12%と比べると開きがある。個別でもソニー6%に対し、米アップルは37%、武田薬品工業の3.9%に対し米ファイザーは10%と総じて米国勢の方が高い。
 新日鉄住金や三菱重工業など中期的な経営目標にROEを掲げる企業も増えてきた。ROEを引き上げるには分子である利益を増やすか、分母にあたる自己資本を減らす必要がある。自社株買いや増配といった株主還元を厚くして自己資本が膨らむのを抑えながら、成長投資や事業再編を通じて利益を増やし、ROEの改善を目指す動きが広がっている。