日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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米国の貿易赤字

2017年2月1日(水) 掲載

 1970年代半ばごろから米国の貿易収支は赤字を続け、80年代のレーガン政権下で赤字幅が拡大、財政赤字と共に「双子の赤字」と呼ばれた。対日貿易赤字は60年代に繊維などで拡大し、鉄鋼やテレビ、自動車や半導体に広がった。影響を受けた産業の大量解雇や工場閉鎖などで「ジャパンバッシング」も強まった。
 米通商代表部(USTR)は88年、「不公正」な貿易相手国と行為を特定し、改善がなければ制裁を科すスーパー301条を導入。89年、インド、ブラジル、日本を対象国に選定した(日本は90年に対象除外)。ただ、中国の経済成長に伴い、貿易赤字の相手国は中国にシフト。2000年に中国が日本を上回り首位となった。
 15年は貿易赤字額の49%を中国が占め、日本の9%を大きく上回っている。トランプ次期米大統領は11日の会見で「我々は中国との間で数千億ドルの貿易赤字を抱えている。日本、メキシコ、ほかのすべての国との間でもだ」と話したが、15年の貿易赤字額は対中国が3670億ドルなのに対し、日本は689億ドル、メキシコは606億ドルにとどまっている。