日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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減反廃止

2017年2月1日(水) 掲載

 コメの生産調整(減反)は1970年に本格的に始まった。当初はコメ余りによる旧食糧管理制度の赤字を解消するのが目的だったが、食管制度は95年に廃止になったため、いまは米価下落を防ぐために続けている。行政の指示で主食のコメの作付けを制限することに対しては「農家の経営の自主判断を損なっている」との批判が強まり、2018年をメドに廃止することが13年に決まった。
 減反は国が毎年秋、翌年のコメの生産上限を各県に指示することで実施している。18年にこれが廃止になる。以前は減反目標を達成しない自治体の補助事業の優先順位を低くするなどペナルティーもあったが、すでに全廃されている。農家を減反に協力させる圧力になっていた集落の監視機能もかつてと比べて弱まっている。
 各県への数量配分はなくなるが、農協や集荷業者がコメの生産量を調整することは認めている。自治体もこれに協力する。加えて水田で飼料米や米粉用米などを作ったときに出す補助金も残るため、補助金の水準次第では減反廃止が形骸化するとの批判がある。