日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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WTO

2017年4月1日(土) 掲載

 戦後貿易の自由化をめざした関税貿易一般協定(GATT)を発展的に解消し、1995年に発足した国際機関。本部はスイス・ジュネーブで、現在は164カ国・地域が加盟する。全ての加盟国に同じ貿易条件を求める「最恵国待遇」と、輸入品と国産品を同等に扱う「内国民待遇」の2大原則のもと、モノやサービスの貿易、知的財産権の保護、貿易円滑化など幅広い分野が対象だ。
 貿易相手国が不当に安い価格で輸出し自国産業が被害を受けている場合には、反ダンピング関税や相殺関税、セーフガードなどの措置を取ることを加盟国に認めている。相手国はこうした措置に不満があればWTOに提訴や仲裁を依頼できるなど、紛争解決の機能も持つ。
 ただ、新たなルールづくりなどは全会一致が原則で、特に近年は途上国の影響力増大などで交渉がまとまりにくくなっている。世界貿易の軸足は有志国による自由貿易協定(FTA)や経済連携協定(EPA)に移りつつあるなかで、存在意義が問われている。