日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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原子力空母

2017年5月1日(月) 掲載

 艦内に原子炉を持ち、原子力のエネルギーで動く空母のこと。頻繁に燃料補給をする必要がなく、長い時間、航行できる。戦闘機が離着陸できる巨大な甲板を持ち、戦闘機やヘリコプターを載せている。「カール・ビンソン」は全長約333メートル、FA18戦闘攻撃機などを60機以上載せ、30ノット(時速約56キロメートル)以上の速さで走れる。駆逐艦や巡洋艦、補給艦をあわせた空母打撃群を編成して動く。
 米国が1970年代以降に就役した空母すべてが原子力空母だ。現在10隻を保有する。年内に「ジェラルド・フォード」が就役予定で、トランプ米大統領は3月、同空母の艦上で12隻体制を目指すとした。現在、米国外に母港がある唯一の例が「ロナルド・レーガン」の横須賀だ。現在は定期点検中。東太平洋担当のカール・ビンソンが西太平洋を航行しているのはその穴埋めの意味合いもある。
 一方、米海軍は韓国・釜山に原子力潜水艦「ミシガン」を配備した。原子力でエネルギーを得て走る潜水艦だ。長時間、海中で隠密行動ができ、気づかれずに相手国に近づける。ミシガンは巡航ミサイル「トマホーク」を最大154発搭載できる。原子力空母とあわせ、米海軍の中心的な戦力だ。