日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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金融引き締め

2017年8月1日(火) 掲載

 中央銀行が物価上昇の抑制などを目的として金利を引き上げたり資産を縮小したりすることで、主に景気や不動産などの資産価格が過熱気味の局面で行われる。金融緩和は中銀が金利を押し下げて企業向け融資や住宅ローンを刺激する効果を狙うが、引き締め局面では金利が上昇し逆の現象が起きる。
 2008年の米金融危機以降は、日米欧の中銀が政策金利の引き下げだけでなく、国債の大規模購入など「非伝統的」といわれる緩和措置に踏み出した。米欧では景気が緩やかな回復傾向をたどり、各国中銀は異例の緩和からやや引き締め方向に金融政策を転換しつつある。米連邦準備理事会(FRB)は利上げを続ける一方で、膨張した資産圧縮に踏み出す構えだ。
 急速な引き締めは金利上昇による通貨高を引き起こす恐れがあるほか、回復途上にある景気や物価を腰折れさせるリスクがある。FRBも10月にも償還を迎えた保有証券の再投資額を減らす形で資産圧縮に向かうが、約4.5兆ドルの資産を年に数千億ドルのペースで縮小していくとみられている。