日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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PAC3

2017年9月1日(金) 掲載

 地上から弾道ミサイルを迎え撃つ地対空誘導弾パトリオットミサイルのこと。日本のミサイル防衛システムの一部。敵のミサイル発射を警戒管制レーダーなどが探知すると、イージス艦に搭載した海上配備型迎撃ミサイル(SM3)が大気圏外を飛んでいる段階で迎撃。撃ち損じた場合にPAC3が大気圏内で地上から撃ち落とす。
 PAC3は半径数十キロメートルの範囲を防護できる。車両に発射機を搭載しており移動可能だ。航空自衛隊が所有し、普段は入間(埼玉県)、千歳(北海道)、芦屋(福岡県)、那覇(沖縄県)など全国に展開している。中国、四国地方は配備されていなかった。
 迎撃能力向上のため、政府はPAC3の防護範囲を2倍以上に広げる改修を進めている。SM3も高度1000キロメートル超まで対応できる「SM3ブロック2A」を日米共同で開発中だ。迎撃網を厚くするためSM3を地上で使用する新たな装備「イージス・アショア」の導入も検討している。韓国政府が配備した地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)は高度150キロメートルまで迎撃できる。