日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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教育国債

2017年9月1日(金) 掲載

 自民党の教育再生実行本部が今春、教育無償化に充てる財源として提言した新たな国債の構想。教育に使途を限定し、家庭の経済環境にかかわらず誰もが大学などの高等教育を受けられるような環境を整備すべきだと主張した。党内には「将来世代にツケを回す」と批判的な意見も多いが、同本部は「将来、雇用を生んで税収増につながる」と提言している。
 国債には様々な種類がある。教育国債の具体像の設計はこれからだが、使途を限定する点では、公共事業や出資金などに限って発行を認める建設国債と性格が似ている。建設国債はインフラなどの資産を形成するため、赤字国債とは異なり法改正なしに発行できる。教育はインフラのように形としては残らないが、自民党の同本部は「教育は未来への投資的経費」と主張し、教育国債について建設国債並みの扱いを求めていた。
 大学の授業料負担を軽減するための奨学金の一部には、財政投融資の特別会計が活用されている。同会計は財投債という国債の発行が原資の一部。教育国債の設計を巡っては、財政上の制約が厳しい一般会計でなく、特別会計などが活用される可能性もある。