日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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景気の拡大局面

2018年1月1日(月) 掲載

 循環的な動きをする景気が後退時の底にあたる「谷」からピークの「山」へと上昇していく局面を指す。2012年12月に始まった今の景気回復は戦後15回目の拡大局面。過去14回の平均期間は約36カ月(3年)。拡大局面の反対で、「山」から「谷」へ下降している時は景気の後退局面と呼ぶ。
 政府は月例経済報告の基調判断でおおむねの認識を示すことにしている。内閣府がつくる景気動向指数を材料に有識者を集めた研究会の意見も聞く。そのうえで内閣府経済社会総合研究所長が「谷」と「山」の日付を設定する。統計が出そろうのに時間がかかるため、判定時期は実際の景気の転換点から1年ほど遅れるのが通例だ。
 今回の拡大局面は、14年4月の8%への消費税率引き上げ後から消費が停滞、15年には中国経済の減速で輸出が伸び悩んだ時期もあった。民間エコノミストには「景気拡大の流れはいったん途切れた」との見方もあった。ただ内閣府が17年6月に開いた有識者の研究会は「消費増税後に経済は停滞したが、景気後退には至っていない」との見方で一致した。