日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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CVID

2018年6月1日(金) 掲載

complete,verifiable,irreversible,dismantlementの略で、「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化」などと訳される。日米などが目指す北朝鮮の非核化の原則。2004年ごろの6カ国協議で関係諸国の間で市民権を得たが、北朝鮮自身の反対で当時の声明には盛り込めなかった。
 具体的には、核関連施設を全て明らかにした上で、濃縮ウランやプルトニウムなどの核物質や施設を廃棄させる。その上で、国際原子力機関(IAEA)など国際機関が実効的な査察を行い、後戻りができないことを確認することなどが必要になる。米国は最近、将来にわたる核放棄をさらに強調した「恒久的で検証可能かつ不可逆的な非核化」(PVID)という言い回しも使い始めた。
 米国内には北朝鮮の核問題解決のプロセスで、CVIDが実現した段階で経済制裁の解除や援助を行う「リビア方式」を主張する意見がある。ただ、北朝鮮は結果的に体制が崩壊したリビアを失敗の教訓とみている。