日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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米朝対話

2018年7月1日(日) 掲載

北朝鮮は1948年の発足以降、米国との間に国交はないが、北朝鮮が拘束した米国人の解放や核問題などを巡り折に触れて協議してきた。北朝鮮の核拡散防止条約(NPT)脱退などを受けて緊迫した情勢を打開するため、94年にクリントン政権がカーター元大統領を特使として派遣。カーター氏は金日成主席と会談し、米朝の枠組み合意調印に結びつけた。
 2000年にはオルブライト国務長官が訪朝。クリントン大統領の訪朝を目指す動きもあったが、米世論の反発や交渉の不調で断念した。その後に就任したブッシュ大統領は北朝鮮を「悪の枢軸」と呼んだ。オバマ前政権は多国間枠組みの6カ国協議を重視し、北朝鮮を国際社会で孤立させて核放棄を迫る「戦略的忍耐」政策をとり、米朝協議は事実上途絶えた。
 17年に就任したトランプ大統領は北朝鮮に時間稼ぎを許していたとして戦略的忍耐を否定。経済制裁を強化し、武力行使も辞さない姿勢をみせたことで緊張が高まったが、18年に入って北朝鮮が非核化の意志を表明したことで風向きが転換。米側も見返りに北朝鮮の体制を保証する考えを示し、今回の首脳会談につながった。