日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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CBPR

2018年11月1日(木) 掲載

アジア太平洋経済協力会議(APEC)が2011年に合意した域内でのデータ移転ルール。正式名称は「越境プライバシールール」で英語名「Cross Border Privacy Rules」を略してCBPRと呼ばれる。現在まで米国、日本、韓国、カナダ、メキシコ、シンガポールの6カ国が参加する。オーストラリアも昨年、導入を表明した。米国が中心になり、環太平洋地域に普及を働きかけている。
 CBPRの参加国間で、企業が持つ個人データをやり取りできるようにする。企業が顧客から集めたクレジットカード情報などを国外に持ち出すには、各国の個人情報保護ルールに従う必要がある。だが国ごとに違う基準に合わせるのは煩雑。そこで統一基準を設け、各国企業は認証団体の審査に通れば、データを国外に移転できるような枠組みを取り入れた。
 ネットの普及でデータが絡まないビジネスはほぼなくなった。データ規制を複数国で統一すれば域内での企業活動が活発になる利点が見込める。一方、欧州連合(EU)や中国も独自の規制を導入し、各地に「データ経済圏」が乱立しかねない状況。関連規制の擦り合わせなど、データを巡る外交戦略の重要性が増している。