日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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OPEC

2019年1月1日(火) 掲載

石油市場を支配していた欧米メジャーに価格交渉力で対抗するため、イラク、イラン、クウェート、サウジアラビア、ベネズエラの産油国5カ国が1960年に設立した。その後カタールやリビア、アラブ首長国連邦(UAE)などが加わり、現在は15カ国が加盟する。本部はウィーン。総会が最高の意思決定機関で議決は原則、全会一致による。
 設立以降、加盟国が協調して原油の生産量や価格をコントロールするようになり、価格決定権が産油国側に移った。70年代には原油価格を大幅に引き上げ、オイルショックを引き起こすなど、大きな影響力を誇った。世界の原油生産量に占めるシェアは42%(2017年時点)。
 1980年代から旧ソ連など非加盟国の台頭に加え、欧米の石油先物市場が価格決定の主導権を握るようになり、OPECの重要性は低下した。米国でシェールオイルの産出が本格化したこともあり、原油価格は2016年初めに一時、1バレル20ドル台まで急落した。危機感を抱いたOPECは近年、ロシアなど非加盟を巻き込んだ協調減産にも取り組んでいる。