日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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利回り曲線

2019年8月1日(木) 掲載

債券の残存期間(満期までの期間)と利回りの関係を示す曲線。英語ではイールドカーブと呼ぶ。横軸に期間、縦軸に利回りをとる。同じ種類の債券でみると、通常は期間が長いほど価格変動や償還などのリスクが高まるため、短期よりも長期の金利が高くなる。この場合、曲線は右肩上がりの「順イールド」となる。
 長短金利が逆転する「逆イールド」が発生することもある。短期金利が中央銀行の政策金利で決まる面が大きいのに対し、長期金利は市場参加者のマクロ経済見通しなど他の要因も映して動くからだ。これまで米国では債券市場で逆イールドが起きると、1~2年後に景気後退が訪れることが多かった。足元で米国債の3カ月物と10年物の金利が逆転状態にあり、警戒サインとみる向きもある。
 日本では2016年に日銀が「イールドカーブコントロール」を導入した。利回り曲線を操作対象に据えることで、金融政策の効果の向上を狙っているが、債券市場の機能の低下を危ぶむ声もある。