日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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集中治療室(ICU)

2020年5月1日(金) 掲載

専任の医師や看護師などが、呼吸の状態や血液循環などが急速に悪化した患者の救命に24時間体制で対応する専用の病室。入院患者にとって最後の砦(とりで)になり「病院の中の病院」ともいわれる。人工肺(エクモ)など大型で高度な医療機器を使うため、厚生労働省の施設基準で求められる規格は「1床当たり20平方メートル以上」などと一般病床より広く設定されている。
 集中治療は心臓や肺など臓器が機能しなくなった患者に対する治療が中心となる。ICUでは内科系や外科系など、診療科の枠を超えて患者の全身の状態を管理する高い技術が求められる。医師や看護師、薬剤師、栄養士のほか、高度な医療機器を使うため臨床工学技士、検査技師、放射線技師など多様な医療従事者が一体となって治療する態勢が重要となる。
 必要人材が多いため、慢性的な人手不足が指摘されている。日本のICUは海外に比べ軽症患者が多いとの調査もあり、ICUより少ない人員で済む高度治療室(HCU)に転換する病院も相次ぎ、ICUは減少が続いている。