日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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有利子負債

2020年6月1日(月) 掲載

有利子負債とは企業が返済しなければならない負債のなかで、金利を支払う必要があるものを指す。銀行からの借入金や社債、新株予約権付社債(転換社債=CB)、コマーシャルペーパー(CP)などが該当する。返済までの期限が1年以内の流動負債と、それ以外の固定負債(長期負債)に分けられる。買掛金は利子がかからないため有利子負債に含まない。
 有利子負債は少ない方が支払利息が少なくて済み、返済までの期限が長い方が資金繰りの面で財務の安定につながる。有利子負債の残高は財務の健全性を見る上で重要な指標とされ、残高が少ない方が健全性が高いといわれる。ただ製造業の場合新しい工場の建設などに資金が必要となり、有利子負債が大きくなる傾向にある。
 新型コロナウイルスの感染拡大で事業が滞るなか、上場企業は手元資金の確保を急いでいる。2・5・8・11月期決算企業のうち、リーマン・ショック直前の2008年3~5月期から継続して比べられる約280社を対象に日本経済新聞社がまとめた結果、借り入れが増え20年2月末時点の有利子負債は過去最高の10兆5000億円となった。