日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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iPS細胞

2013年4月1日(月) 掲載

 皮膚などの細胞に特定の遺伝子を入れて作る。受精卵のように体のさまざまな細胞や組織に成長できる「万能性」を持つため、病気やケガで失われた身体機能を回復させる再生医療の発展に欠かせない。iPS細胞は、人工多能性幹細胞(induced Pluripotent Stem cell)の略。
 京都大学の山中伸弥教授が2006年8月にマウスで初めて作製し、07年11月には人での作製に成功したと発表した。この功績から山中教授は12年のノーベル生理学・医学賞を受賞した。
 文部科学省が作成したiPS細胞を使った再生医療の工程表によると、臨床研究は目の難病から始まり、その後は血液の病気、神経系難病などが続く。患者の細胞からiPS細胞を作製すれば発症の仕組みを再現することもでき、創薬への期待も大きい。ALS(筋萎縮性側索硬化症)やパーキンソン病など治療の決め手を欠く病気でも、新薬開発に向けた研究が急ピッチで進む。