日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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関税品目

2013年4月1日(月) 掲載

 関税を課すために細かく分類した品目のことで、英語でタリフラインと呼ぶ。一口に「コメ」と言っても関税分類の上ではもみ、玄米、精米、砕米など細かく分かれている。米粉やもち、だんごなど加工品や調整品を含めると、コメだけで関税品目は58にのぼる。でんぷんなら原料別などに分かれる。品目ごとに関税率も異なる。
 日本の関税品目数は鉱工業製品を含めて全部で9018。自由貿易協定(FTA)や経済連携協定(EPA)での自由化率とは、この関税品目ベースでどの程度の品目の関税を10年以内に撤廃するかを示すものだ。米国と韓国、欧州連合(EU)と韓国など最近発効したFTAの自由化率は98%前後に達している。
 日本はこれまで13カ国・地域とEPAを結んできたが、コメや小麦などのほか、こんにゃくやでんぷんなど農林水産品だけで834品目を「聖域」として関税撤廃の対象から除外してきた。鉱工業製品を含めると約940品目に上る。このため日本のEPAの自由化率は最も高い対フィリピンでも88%にとどまっている。環太平洋経済連携協定(TPP)では98%超の自由化率の達成を求められる公算が大きく、線引きを巡って激しい攻防になりそうだ。