日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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定期昇給

2013年4月1日(月) 掲載

 年齢や勤続年数を重ねるごとに賃金が自動的に上がる仕組み。略称は定昇。正社員の場合、1歳年をとると、給与が上がる。入社時から定年退職までの平均的な賃金を示す賃金カーブは、50歳前後でピークを迎えることが多い。非正規社員は定昇がないので、どの年齢の給与もあまり変わらない。最近の製造業の労使交渉では、定昇の維持が焦点になっている。
 日本企業は一つの会社で勤め続ける終身雇用形態が多い。定昇を実施する根底には、年齢を重ねれば、経験や能力は向上するのが一般的で、企業側は給与を上げたり昇進で報いたりすべきだという考え方がある。2012年の厚労省の調査では75%の企業が定昇の仕組みを持っている。
 労使交渉では賃金そのものを底上げするベースアップ(ベア)も焦点だが、最近はベアを見送る組合が多い。経営側では人件費の伸びが固定化するのを嫌う空気が強いためだ。代わりに業績連動の要素が大きい一時金の増額を求める組合が増えているほか、セブン&アイ・ホールディングスは4年ぶりにベアを決めたことが話題になった。