日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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石炭火力発電

2013年4月1日(月) 掲載

 石炭は北米や欧州など政情安定国を中心に広く埋蔵し、コストも安く使いやすい。石炭を粉砕してボイラー内で燃やし、発生した水蒸気の圧力で発電機を回す。世界の発電量の4割を占める。二酸化炭素(CO2)排出量が多いことが欠点だが、発生する蒸気を高温・高圧にして発電効率を高めることでCO2排出量を減らせる。
 日本は世界最高の効率化技術がある。米国・中国・インドの石炭火力発電に日本の最先端技術を適用すると世界のCO2排出量5%分を削減できる。政府は排ガスからCO2を取り出して地中や海底に埋める技術と合わせて世界への売り込みを狙う。
 石炭価格は米国の新型ガス「シェールガス」産出による需給緩和とリーマン・ショックの影響で2008年後半から急落した。1トン当たり200ドルに迫った価格は13年1月時点で100ドルを下回った。英国では12年に電力に占める石炭と天然ガスの使用量が6年ぶりに逆転。環境規制が厳しいドイツでも10年の42%から12年には45%まで石炭比率が増えるなど世界で再び注目されている。