日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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ポートフォリオ

2013年5月1日(水) 掲載

 生命保険会社などの機関投資家や個人投資家が保有する金融資産の一覧や構成を示す。投資家は国内外の経済環境の見通しや期待する収益率に基づいて、株式や債券、不動産、貸し付けなどに資金を配分している。多くの投資家は年度や四半期といった節目ごとに資産配分の割合を見直し、資産を入れ替えている。
 それぞれの資産は予想される利回りや価格の変動率が異なる。例えば、国内債券は価格が値下がりするリスクが株式に比べて低い一方、大きな値上がり益を得られる可能性も低い。海外の資産に投資する場合は金利や株価が変動するリスクに加え、為替変動によって損益が生じる。一般的に、1つの資産に偏ることなく、複数の資産に分散した方が、安定した収益を得られる可能性が高いとされる。
 日本の銀行や生保はかつて多額の株式を保有していたが、バブル崩壊後の値下がりで多額の評価損や売却損が発生した。それが自己資本の減少にもつながったため、2000年代以降持ち合い株の削減に動いた。生保の健全性を示す支払い余力比率の計算上、株式のリスクが債券に比べ高く見積もられることも株式売却を加速する要因となった。国内金融機関は最近の円安・株高局面でも、株式への資産配分の積み増しに慎重で、債券中心の運用姿勢を崩していない。