日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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通貨交換協定

2013年6月1日(土) 掲載

 国・地域の間で外貨準備などを活用し、金融危機の際に外貨(主に米ドル)を融通し合う取り決め。金融危機が起こると貿易決済や為替介入のために必要な外貨が不足する。危機に陥っ
た国の通貨と引き換えに、協定を結んでいるほかの国が外貨を貸し出し、為替市場の安定につなげる。
 2008年の金融危機では欧米の民間銀行を中心に資金調達が難しくなり、日米欧の主要6中央銀行が米ドルや円、ユーロなどを交換するための協定を結んだ。日本はアジア地域で中国、韓国、インドなどと2国間の協定を結んでいる。
 日本、中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)の通貨交換協定ネットワーク「チェンマイ・イニシアチブ(CMI)」は、1997年のアジア通貨危機の経験を踏まえて作った。当初は2国間協定の集まりだったのを、10年3月、支援を迅速にするために通貨交換の実施を決める手続きを共通化した。その際に未参加だったベトナムなど5カ国も加わった。ただ、資金枠の活用には国際通貨基金(IMF)の支援が条件となるうえ、参加13カ国が足並みをそろえて意思決定する必要がある。これまで発動した例はない。