日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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スーパーコンピューター

2013年6月1日(土) 掲載

 膨大な計算を超高速で処理する高性能コンピューター。気象予測や創薬などのバイオ分野、流体解析など高度な演算を必要とする際に使われる。1980年代はNECや日立製作所、富士通など日本メーカーが世界のスパコン市場を席巻。しかし日米貿易摩擦の焦点となったほか、90年代に入り米政府が防衛分野でのスパコン活用を加速するため開発支援に乗り出したことからIBM、クレイの米国勢が復活。今も圧倒的な優位が続く。
 日本は理化学研究所と富士通が共同開発した「京」が2011年に世界最速と認定された。調査会社のIDCジャパン(東京・千代田)によると、12年のスパコンの国内市場規模は11年に登場した「京」の反動で一時的に下がる見通しだ。一方、扱うデータの量は16年に11年の約4倍に増えるとされる。
 これまでは大学や研究機関での利用が中心だったが、最近は民間企業が新素材の開発や設計などに活用する例も増加。従来は商品開発の際に、何千回と試作をして実験を繰り返していた。これをスパコン上で仮想的に行うことで、開発期間や費用を効率化できる。「京」のような大型装置以外にも、高速ネットワークで費用の安い汎用サーバーを複数台つなぎスパコンとして計算させる方法も増えるなど効率的な活用も広がる。