日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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ビッグデータ

2013年6月25日(火) 掲載

 従来のIT(情報技術)では記録や保管、解析が難しかった膨大なデータ群のこと。一般に新聞の朝刊数十万年分に相当する数百テラ(テラは1兆)バイト以上のものをさす。交流サイト(SNS)の書き込みやスマートフォンの位置情報など様々な種類や形式が含まれることが特徴。
 ITの進化に伴いビッグデータを高速で解析できるようになり、幅広いサービスへの応用が期待されている。例えば電子商取引サイトでは、顧客の年齢や性別、職業や地域に応じた商品の売れ筋を分析。消費者の嗜好に合った「お薦め商品」を提案することに利用されている。SNSの投稿内容と商品の売れ行きを結びつけ、マーケティングに利用する企業もある。広告の効果を高めるだけでなく、不正取引や不正アクセスの発見・防止にも役立つとされる。
 米調査会社IDCによると、2012年の世界の流通データ量は2.7ゼタ(ゼタは1兆の10億倍)バイト。20年には35ゼタバイトまで増えるという。ネット上で蓄積されるデータの量が急増するにつれ、ビッグデータ分析の市場も拡大が見込まれる。矢野経済研究所によると、ビッグデータ関連の国内市場は11年度で1900億円。20年度には1兆円を超えると予測している。企業はデータ利用の拡大を目指す一方、採用活動やローンの与信審査に利用されるケースもある。個人から同意を得ずにさまざまな情報が流用される危険性も指摘されている。