日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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配当利回り

2013年6月1日(土) 掲載

 1株あたりの年間配当を株価で割って算出する。企業が配当を増額し、株価水準が同じままなら、配当利回りは上昇する。株価が割安かどうかを判断する主要な株価指標の一つとして投資家が活用し、国債の利回りなどと比較する。上場企業は期初にその期の配当の見通しを示すことが多く、これを基にした「予想配当利回り」を使うのが一般的だ。
 成長企業の場合、将来へ向けた設備投資など資金ニーズが高く、配当を抑制することが多い。一方で安定的に収益を稼ぐ企業の多くは、配当の形で株主に多くを配分する傾向が強い。東京証券取引所第1部の平均利回りは前週末時点で1.69%だが、NTTドコモや武田薬品工業のように、3%を超える企業も少なくない。
 金融危機以前は、配当利回りが長期金利を下回るのが一般的だった。特に経済成長局面では株価の上昇期待が強く、配当額も低めで、金利水準も高かったためだ。しかし、その後の株価の長期低迷と低金利の慢性化により、利回りの逆転現象が起きている。
 半年前は配当利回りが約2.5%と長期金利を1.7ポイント程度上回っていた。最近の株高で差は0.9ポイントに縮まったが、増配期待も含めて、なお利回りに着目する投資家は多い。最近は海外でも金利が低水準で、海外投資家の日本株買いも増えているという。