日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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世界遺産

2013年7月1日(月) 掲載

 「世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)」に基づき人類共通の資産として保護対象に認められた遺跡や自然など。「文化遺産」「自然遺産」、双方を兼ね備えた「複合遺産」があり、1972年の条約採択後、昨年の審査までの登録はそれぞれ745件、188件、29件。登録手順は(1)各国が候補の暫定リストを国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出(2)正式にユネスコの世界遺産委員会に推薦(3)専門機関が調査(4)世界遺産委が可否を決定――となる。
 日本は92年に条約を批准し、法隆寺地域の仏教建造物など文化遺産で12件、屋久島など自然遺産で4件の計16件が登録済み。直近では2011年に平泉(文化)と小笠原諸島(自然)が登録された。
 世界遺産に登録されると、地元には観光客増などの経済効果が見込まれる。平泉の登録時には「岩手県への経済効果は年63億円」と地元の研究所が予想した。一方で、保有国は国内法などで遺産を適切に保護するよう義務付けられる。過去には登録抹消の例もある。04年に登録されたドイツの「ドレスデン・エルベ渓谷」では、渋滞解消のため渓谷中心部に4車線の橋をかけると住民投票などで決定。ユネスコは景観が損なわれるとして09年に登録を抹消した。