日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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外貨準備

2013年8月26日(月) 掲載

 政府や中央銀行などが保有する外貨建て資産。各国の通貨当局が外国為替市場で自国通貨を買う為替介入を実施する際の原資となる。対外債務の返済の備えの役割も果たす。流動性が高い国債が中心。国際通貨基金によると、構成通貨は米ドルが6割強と最も大きく、ユーロが2割程度と続く。
 日本では外国為替資金特別会計(外為特会)で管理する。政府が円安方向へ誘導する為替介入を実施するときは円を売って外貨を買うため、外貨準備は積み上がる。円高に向ける際は外貨準備を取り崩して外貨を売り、円を買う。
残高は新興国や輸出に依存する国ほど積み上がりやすい。輸出が有利になるように自国通貨を安い水準に抑えようと自国通貨を売って他国通貨を買う為替介入を実施することが多いからだ。自国通貨買いの為替介入は通貨急落時の通貨防衛などを目的として実施する。この場合残高は減少する。
 世界で外貨準備残高が最も大きいのは中国。人民元相場の上昇を抑えるため人民元売り・ドル買いの介入を重ね、2006年に日本を抜いて世界1位に浮上した。アジアなど新興国・地域や、オイルマネーで潤う産油国も外貨準備が大きい。