日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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バイオマス発電

2013年9月1日(日) 掲載

 再生可能エネルギーの1つで、家庭の生ごみ、廃木材、動物のふん尿などバイオマス(生物資源)を原料に発電するシステム。地域のごみ焼却場の発電もバイオマス発電に含まれる。太陽光や風力などの再生エネと比べて、バイオマス発電は原料の対象が広く、本格的な普及はこれからだ。原料を直接燃焼させるほか、メタン菌などで原料を発酵させて出るガスを燃焼して発電する方法がある。
 国内では2012年7月から再生可能エネルギーの全量買い取り制度が始まり、バイオマス発電も買い取りの対象に指定された。電力会社が割高な価格で買い取る制度で、バイオマス発電の買い取り価格(13年度)は1キロワット時あたり13.65(リサイクル木材)~40.95円(メタン発酵によるガス化)に設定された。
 13年2月までに経済産業省が認定した再生エネの発電設備は約1300万キロワットと原子力発電所13基分に上った。ただ、太陽光発電が全体の9割以上を占め、バイオマス発電は風力発電に次いで3番目の14万キロワットにとどまる。普及には、間伐材やふん尿など原料を安定的に運搬・調達する仕組み作りが課題になっているほか、水分を多く含む原料を効率的に燃焼させる技術開発も必要になっている。