日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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航空機エンジン

2013年9月1日(日) 掲載

 現在主流の航空機エンジンは「ジェットエンジン」とも呼ばれ主翼の下に搭載されている。空気を圧縮し燃料と混合させて燃やし後方にガスを噴き出す。これが「ジェット噴射」で、旅客機を飛ばす大きな推進力を生み出している。1960年代に普及し、世界各地を結ぶ高速輸送網の整備に寄与した。プロペラ機と比べて燃費性能が向上し、長距離飛行が可能になった。
 世界の航空機エンジン市場は2011年が約700億ドルだった。10年前と比べて7割も市場規模が拡大している。世界のエンジン産業は米欧大手が強く、「ビッグスリー」と呼ばれる。米ゼネラル・エレクトリック(GE)、米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)を傘下に持つユナイテッド・テクノロジーズ、英ロールス・ロイスが3社で6割を超えるシェアを持っている。
 日本は航空機エンジンの開発で歴史的に出遅れた。ただ、IHI、川崎重工業、三菱重工業の3社は最近、米欧大手と密接な関係を築いている。日本企業の素材加工など高い技術力が評価されているからだ。国内最大手のIHIはGEとの関係が深く、米ボーイングの新型機「787」向けエンジンで中核部品を供給。川崎重工はロールスと長く提携関係にあり、欧州エアバス機向け大型エンジンなどを開発している。