日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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経済センサス

2013年9月1日(日) 掲載

 日本の企業活動を事業所ごとに把握する大規模調査。今回が初の調査で、5年に1度実施する。これまで企業活動を把握する統計は経済産業省や総務省などがバラバラに実施していた。サービス分野の統計が手薄で、経済のサービス化に対応しきれていない問題もあった。経済センサスは統一した基準で包括的に全産業の企業活動を把握する、いわば日本企業の「国勢調査」だ。同様の調査はすでに欧米諸国で実施されている。
 経済センサスは大きく「基礎調査」と「活動調査」に分けられる。基礎調査では日本にあるすべての事業所を調査員らが調べ、従業員数などを聞く。活動調査ではそれぞれの事業所がどういった仕事でどれだけの売り上げをあげているかなどを聞く。これら調査結果をまとめることで、日本の企業が産業別にどれだけ付加価値を生み出しているかが正確にわかる。
 日本の国内総生産(GDP)統計は各省がまとめた膨大な統計を基に推計していた。それぞれの統計が持つ基準の差や調査範囲の制約から、どれだけ正確な数字になっているか疑問もあった。これからは経済センサスを基準にGDPが推計されるため、より正確に日本の経済活動がわかる。経済センサスを活用すれば、より的確に経済政策や公共事業、雇用政策などが実施できる。自治体別に細かい産業構造が把握できるため、出店計画や不動産開発など、民間企業の経営戦略にも役立つ。