日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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金融派生商品(デリバティブ)

2013年10月1日(火) 掲載

 為替や金利、株などを対象に、将来の価格や売買の権利を取引する商品。相場が思わぬ方向に動いた時の損失を抑えたり、高い収益を得たりするために用いられる。デリバティブ市場の大半を占める金利関連の商品の場合、変動金利と固定金利の支払いを交換する金利スワップが代表的だ。
 国内のデリバティブ総残高は2012年末時点で約51.6兆ドル。一対一で取引する「相対型」と、取引所を通して取引相手を見つける「取引所型」があるが、9割超を相対型の店頭取引が占める。2008年の金融危機では、デリバティブ市場の混乱が信用収縮を増幅した。20カ国・地域(G20)は09年のピッツバーグでの首脳会議で、デリバティブの取引を監督下におくため、集中清算機関を通じ決済するよう各国に求めた。国内でも円建ての金利スワップの集中清算が昨年始まった。
 ただ大半のデリバティブは、個々の企業や金融機関の事情に応じた商品設計となっている。取引条件も千差万別で集中清算にそぐわないケースが多い。担保を差し出す仕組みにすれば、取引相手が破綻しても、思わぬ損失が発生するリスクを減らせる。