日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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老朽インフラ

2013年10月1日(火) 掲載

 道路や港湾、上下水道など戦後整備された社会インフラの老朽化が進んでいる。昨年12月には開通から約35年たった中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の天井板が崩落、9人が死亡。部材の劣化や点検の不備が指摘されている。国土交通省によると2031年度までに道路橋、港湾岸壁などで半分以上が「50歳」以上になる。
 建設経済研究所(東京・港)の推計では国内の社会資本の規模は10年度時点で約750兆円。国交省によるとこれらの維持管理・更新費用は現在年間約4兆円だが、31年度には7兆円規模に膨らむという。インフラ管理を担う国や自治体、高速道路会社などにとって補修コストを抑えながら寿命を延ばす対策が重要になる。
 ゼネコン(総合建設会社)や素材メーカーはコンクリートのはがれや鉄筋のさびなど構造物の劣化を防ぐ技術の開発を急いでいる。米国など先進国も日本と同様にインフラの老朽化問題を抱える。全地球測位システム(GPS)やセンサーを使った劣化診断システムなどと組み合わせ、新たな技術輸出につながる可能性がある。