日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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企業の資金調達

2013年10月1日(火) 掲載

 企業が運転資金の確保や設備投資などを目的に、外部から資金を集めること。新たな株式や社債を発行して市場から調達する直接金融と、銀行からの借り入れなどの間接金融がある。企業は自社の信用力や経済環境などを総合的に勘案して、より有利な資金調達方法を選ぶ。
 新株を発行して株式市場から資金を調達すると、自己資本が増加し、自己資本比率が上昇するなど財務を改善させる効果がある。半面、発行済み株式数が増えることになるため、既存の株主にとっては1株当たりの価値の希薄化につながり、株価下落を招くケースもある。非上場だった企業が株式を公開し、公募増資などを通じて市場から資金を調達する手法もある。国内の新規上場社数はリーマン・ショック後に落ち込んでいたが、ここ数年はネット関連企業やバイオベンチャーなどの上場が相次ぎ、再び増える傾向にある。
 一方、社債は企業が発行する債券の一種で、大型の設備投資など、比較的中長期での資金を調達する場合に使うことが多い。株式と異なり、財務諸表には負債として計上される。社債を発行する際には企業の信用力に応じた金利が求められる。その金利を決める際の指標になる長期金利には先高観も出始めていることから、低金利の今のうちに、比較的長い期間の社債を発行しようという動きも相次いでいる。