日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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農林水産物の輸出

2013年10月1日(火) 掲載

 2013年1~7月期の農林水産物の輸出額は3017億円で、前年同期に比べ20.6%増えた。東京電力福島第1原発の事故後、日本からの食品輸入を規制する国や地域が相次いだが現在は段階的に緩和され、再び増加している。政府が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉入りしたことで、一段の貿易自由化をにらみ生産者の間で輸出機運が高まっている。
 12年の輸出実績(4497億円)でみると、輸出先で最も多いのはアジア地域で、3275億円と輸出額全体の7割強を占めた。国・地域別では香港(986億円)、台湾(610億円)、中国(406億円)の順に多かった。次いで多いのは北米の741億円で16.5%、欧州の267億円で5.9%だった。
 現在の輸出の主力は主に品質の高い高級ブランド品だ。和牛では高級品の「松阪牛」が今春、初めてマカオに輸出された。現地ホテルのステーキハウスや日本料理店に販売している。コメでも栃木県の那須野農業協同組合が4月から地域を代表するブランド米「なすそだち」を香港に輸出を始めた。
 海外の富裕層向けだけでは需要拡大に限界があるため、輸出を倍増させるには幅広い品目の扱いが必要との指摘も多い。食肉では、ステーキ用の高級部位だけでなくバラ肉などの比較的安い部位も合わせて輸出する動きも出ている。