日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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燃料電池車

2013年10月1日(火) 掲載

 水素と酸素を燃料電池で化学反応させて電気をつくりモーターを回して走る自動車。走行時に二酸化炭素(CO2)のほか、窒素酸化物(NOx)など大気汚染の原因物質を出さず、水のみ排出する。「究極のエコカー」と呼ばれることもある。蓄電池にためた電力で走る電気自動車は航続距離が200キロメートル程度なのに対し、燃料電池車は1回の水素の充填でガソリン車並みの約500キロメートルの走行が可能になる。
 巨額の開発費がかかることから自動車メーカーは国際的に連携して開発を進める。トヨタ自動車は独BMW、ホンダは米ゼネラル・モーターズ、日産自動車は独ダイムラーと米フォード・モーターとそれぞれ提携している。トヨタとホンダが2015年度に一般向け市販車を投入する予定。製造コストはかつて1台1億円程度とされた。ハイブリッド車(HV)とモーターなど基幹部品を共有することで、販売価格を500万円程度に下げることを目指している。
 自動車メーカーやエネルギー事業者でつくる「燃料電池実用化推進協議会」は市販開始の15年までに、燃料供給のインフラとなる水素ステーションを東京、名古屋、大阪、福岡の四大都市圏を中心に100カ所整備する計画。25年には国内で200万台の普及を目指す。民間調査会社の富士経済(東京・中央)によると、燃料電池車の世界市場規模は11年度に3億円にとどまるが、25年度には3兆円弱にまで拡大する。